天の栄光と平和、神との交わりの喜びは、人間にはかすかにしか理解されていなかった
イエスがお生まれになった時、サタンは彼の主権について反論するために神に任命されたお方がこられたことを知った。生まれたての王の権威について証言した天使たちのことばに、サタンはふるえた。サタンは、キリストが天父のいとし子として天で占めてた立場をよく知っていた。神のみ子が人としてこの世においでになったということが、彼の心に驚きと不安とを満たした。彼にはこのような大きな犠牲の奥義をはかり知ることができなかった。彼の利己的な魂はあざむかれた人類へのこのような愛を理解することができなかった。天の栄光と平和、神との交わりの喜びは、人間にはかすかにしか理解されていなかったが、おおうことをなすケルビムであったルシファーにはよくわかっていた。天を追われてから、サタンは他の者たちを自分と同じように堕落させることによって報復しようと決心していた。人々に天の事物を軽視させ、心を地上のものに向けさせることによって、彼はこのことをするのであった。
~各時代の希望 試み~
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