2021年2月20日土曜日

悪に抵抗する力

 エルサレムの教会をおそった迫害は、福音の働きに強い刺激を与える結果になった。エルサレムでのみことばの宣教は成功していたので、弟子たちには、全世界に出て行けとの救い主のご命令をなおざりにして、いつまでもそこにとどまる危険があった。悪に抵抗する力は、活動的な奉仕によって最も多く得られるということを忘れて、彼らは敵の攻撃からエルサレムの教会をかばうほど重要な仕事はないと思いはじめていた。彼らは新しく改心した人たちに福音を宣べさせる教育をするどころか、すでになし遂げられたことに、みんなで満足しているだけで終わってしまうような危険に陥っていた。神はご自分の代表者たちを広く散らして、その行く先々で他人のために働くことができるように、彼らの上に迫害の手がのびるままにしておかれた。信者たちはエルサレムを追われて、「御言を宣べ伝えながら、めぐり歩いた」。 艱難から栄光へ 第11章 へだての壁を越えて

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