「アマレク人は、神のご品性や主権について無知ではなかった。しかし、彼らは、神をかしこみおそれようとしないで、神の力に公然と反抗した。アマレク人は、モーセがエジプト人の前で行った不思議なわざを嘲笑し、周囲の国民の恐怖をあざけった。彼らは、ヘブル人をひとりも残さずに滅ぼすことを彼らの神々にかけて誓い、イスラエルの神は無力で自分たちに抵抗できないといばった。彼らは、イスラエル人から害を受けたこともなければ、脅かされたこともなかった。彼らの攻撃は全然挑発されたものではなかった。アマレク人がイスラエル人を滅ぼそうとしたのは、イスラエルの神に対する憎しみと反抗を示すためであった。アマレク人は、長年の間、横暴な罪人で、彼らの罪悪はその報復が行われることを神に叫び求めていたが、神のあわれみは依然として彼らの悔い改めをうながしていた。しかし、アマレクの男たちが、疲労して全く防備のないイスラエルの隊列を襲ったとき、彼らは自分たちの運命を決定した。神の守護は、神の子らの最も弱い者たちの上にあった。天の神は、彼らに対するどんな残虐な行為も圧迫も見のがされない。神を愛し、おそれるすべての者たちの上に、神のみ手は盾としてさし出される。人間はそのみ手を撃たないように気をつけるがよい。なぜなら、そのみ手は正義の剣を振るうからである。」~人類のあけぼの~
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