「悩み苦しみにあう者はすべて、神を呼び求めるとよい。冷酷な人々に頼ることをしないで、創造主に、あなたの求めを申し上げなさい。砕けた心をもって、神に来る者は、だれ一人しりぞけられることはない。心からの祈りは、決して消えてしまうものではない。天の聖歌隊の賛美を受けておられる神は、弱々しい人間の叫びをも聞かれる。わたしたちが、部屋の中で心の願いを申し上げたり、あるいは、道を歩きながら祈ったりすると、その言葉は宇宙の王のみ座にまで達する。それはだれの耳にも聞こえないであろうが、消え去ってしまったり、忙しい仕事に取りまぎれて、なくなったりしない。何ものも、人の心の願いを消し去ることはできない。祈りは街頭の騒音や群衆の混雑をこえて、天の宮廷へ上っていく。わたしたちが語りかけているのは、神である。そして、神は、わたしたちの祈りを聞かれるのである。
自分にはなんの価値もないと感じる人も、神に自分の願いをゆだねるのをためらってはならない。世の罪のために、キリストを与えることによって、ご自分をお与えになった神は、すべての魂の責任をご自分で負われたのである。『ご自身の御子をさえ惜しまないで、わたしたちすべての者のために死に渡されたかたが、どうして、御子のみならず万物をも賜らないことがあろうか』(ローマ8-32)わたしたちを励まし力づけるために与えられたこうした恵み深い御言葉を、神が成し遂げてくださらないことがあろうか」 ~キリストの実物教訓 祈りの能力~
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