試練に会っている者、苦しんでいる者、誘惑に陥っている者の近くに来るのが天使の働きである。彼らはキリストが身代わりにいのちをささげられた人々のために、たゆみなく働いている。罪びとが悔い改めて救い主のみもとに行くと、天使たちはそのおとずれを天に携えていく。すると天使たちにあいだに大きなよろこびが起こる。「罪人がひとりでも悔い改めるなら、悔改めを必要としない99人の正しい人のためにもまさる大きいよろこびが、天にあるであろう。」(ルカ15-7)。暗黒を追いやって、キリストについての知識をひろめるわれわれの努力が成功するたびに、天にそのことが知らされる。父なる神のみ前にその行為が取り上げられると、全天軍はよろこびにわくのである。
天の支配者や権威者たちは、神のしもべたちが、見たところ思わしくない状況のもとでつづけている戦いを見守っている。クリスチャンが救い主のみ旗のもとにはせ参じ、信仰の戦いをりっぱに戦いぬくとき、新しい勝利が遂げられ、新しい名誉が勝ちとられているのである。天使たちはみな神のつつましい信徒たちに仕えている。この地上で神の働き人の軍がさんびの歌をうたうと、天の聖歌隊も彼らに合わせて神とそのみ子にさんびをささげる。
われわれは天使の働きについて、現在以上によく理解する必要がある。真実の神の子らはみな、天使たちの協力を受けていることを忘れずにいるがよい。目には見えないが、光と力の軍隊は、神を信じ、神の約束を求める柔和で謙遜な者たちにつきそっているのである。ケルビムやセラピムや力のぬきんでた天使たちが神の右手に立っているが、「すべて仕える霊であって、救を受け継ぐべき人々に奉仕するため、つかわされたもの」たちである。(ヘブル1-14)
艱難から栄光へ ~牢獄から救われたペテロ~
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