2021年2月2日火曜日

人々と接触して、イエスは、あなたの信条は何ですか、あなたはどの教会に属していますかなどとおたずねにならなかった

「キリストは排他的でなかったので、この点において、キリストがパリサイ人の厳格な規則からはずれておられることが、特にパリサイ人たちを不快にしていた。イエスは、宗教の領域が日常生活にとってはあまりに神聖すぎるものとして隔離の高い壁にかこまれているのをごらんになった。この仕切りの壁をイエスはうちこわされた。人々と接触して、イエスは、あなたの信条は何ですか、あなたはどの教会に属していますかなどとおたずねにならなかった。彼はだれでも助けの必要な者のために助けの力をお用いになった。イエスはご自分の天来の品性を示すために世捨て人の小屋にこもるようなことをなさらず、熱心に人類のために働かれた。聖書の宗教は肉体の苦行にあるのではないという原則を、イエスはこんこんとお教えになった。イエスは、純潔でけがれのない宗教は一定の時間や特別な場合にだけ限られるものではないことをお教えになった。いつでもどんな場所でも、彼は人々へのやさしい関心をあらわし、まわりに快活な信仰の光を放たれた。こうしたことがすべてパリサイ人たちにとっては譴責(けんせき)であった。それは宗教が利己主義にあるものではないことと、彼らが自分自身の利益に病的なまでに熱中していることは真の信心に全く相反するものであることとを示した。このことがイエスに対する彼らの敵意をひき起こしたので、彼らはイエスを強制的に自分たちの規則に従わせようと試みた。」 各時代の希望 第9章 戦いの日々

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