わたしは、残りの民が、この地上に起ころうとしていることのために、準備をしていないのを見た。最後の使命を持っているという信仰を公言する人々の大部分は、昏睡状態のような無感覚に陥っている。わたしと一緒にいた天使は、非常な厳粛さをもって叫んだ。「準備せよ、準備せよ、準備せよ。神の恐ろしい怒りが間もなく臨もうとしている。神の怒りは、憐れみを混じえないで、注がれようとしている。それなのに、あなたがたは準備ができていない。衣を裂かないで、心を裂きなさい。残りの民のために、大いなる働きがなされなければならない。彼らの多くは、小さい試練に心を奪われている」。天使は、また言った。「悪天使の軍勢が、あなたがたの回りにいて、あなたがたをわなにかけて捕えるため、その恐ろしい暗黒を忍びこませようとしている。あなたがたは、準備の働きと、この最後の時代のために、何よりも重要な真理から簡単に心をそらせてしまう。そして、あなたがたは、小さい試練に心を奪われている。そして、ちょっとした困難の細かな点まで、だれかれの満足を得るために説明しようとしている」。両者の心が恵みによって和らげられていない時には、関係者間の話し合いが何時間も続き、彼らの時間だけでなくて、それを聞くために引き留められた神のしもべたちの時間も浪費されるのである。もし、誇りと利己心が取り除かれれば、たいていの問題は、5分間で解決する。自己を正当化するために多くの時間が用いられることを、天使たちは悲しみ、神は不快に思われる。神は、自分を正当化する長い言葉に耳を傾けず、また、彼のしもべたちがそうするのを望まれないことを、わたしは見た。こうして、罪人に彼らの道の誤りを示し、火の中から魂を救い出すために用いられるべき尊い時間が浪費されるのである。わたしは、神の民が、魔法をかけられた国におり、ある者は、時の短いことや魂の価値について、全くといっていいほど自覚を失っているのを見た。安息日遵守者の中に、誇り、すなわち、衣服や外観の誇りが忍びこんできている。「安息日を守る人々は、自己に死に、誇りと人の賞賛を求める心に死ななければならない」と天使は言った。初代文集 補 遺
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