2021年7月1日木曜日

歌をもって試練に応じられた

イエスは、地上生活において、歌をもって試練に応じられた。心を刺すような鋭い言葉を浴びせられたときにも、いんうつと不満と疑惑と圧迫的な恐怖のために、まわりの空気が重苦しかったときにも、イエスの信仰と聖なるはげましの歌がきかれた。  あの最後の悲しい過越節(すぎこしせつ)の夕食後、まさに死の手に売り渡されようとしていたとき、イエスは詩篇を高らかに口ずさまれた。― 「今より、とこしえに至るまで主のみ名はほむべきかな。 日のいずるところから日の入るところまで、 主のみ名はほめたたえられる。」 「わたしは主を愛する。 主はわが声と、わが願いとを聞かれたからである。 主はわたしに耳を傾けられたので、 わたしは生きるかぎり主を呼びまつるであろう。 死の綱がわたしを取り巻き、 陰府(よみ)の苦しみがわたしを捕えた。 わたしは悩みと悲しみにあった。 その時わたしは主のみ名を呼んだ。 『主よ、どうぞわたしをお救いください』と。 主は恵みふかく、正しくいらせられ、 われらの神はあわれみに富まれる。 主は無学な者を守られる。 わたしが低くされたとき、主はわたしを救われた。 わが魂よ、おまえの平安に帰るがよい。 主は豊かにおまえをあしらわれたからである。 あなたはわたしの魂を死から、わたしの目を涙から、 わたしの足をつまずきから助け出されました。」 地上の最後の大いなる危機の影が深まっていくときに、神の光は最も明るく輝き、希望と信頼の歌は最もはっきりと、そして最も高らかな調べとなって聞かれるであろう。  教育 聖書の教育的価値

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