「息のあるすべてのものに主をほめたたえさせよ。」感謝すべき事がどれほどあるのか、われわれの中のだれが正しく考えたことがあるだろう。主のいつくしみは朝ごとに新しく、彼の真実は尽きることがないことを、われわれは覚えているだろうか。われわれは、主に依存していることを認識し、そのすべてのご恩恵に対して感謝を表しているだろうか。反対に、われわれは「あらゆる良い贈り物、あらゆる完全な賜物は、上から、光の父から下って来る」ことを、あまりにもしばしば忘れるのである。健康な者は、毎日、毎年、彼らが受け続けて来た驚くべき恵みを、なんと簡単に忘れることだろう。彼らは神のすべての恵みに対して、感謝と賛美をささげない。ところが病気になると、神を思い出すのである。回復したいという強い望みが、熱心な祈りをさせるのであって、それは正しいことである。神は健康の時と同じく病気の時にも、われわれの避け所である。しかし多くの人は、自分の問題を神にお任せしない。自分自身について心配することによって、弱さや病気を助長する。もしも彼らがぐちをこぼすことをやめて、ゆううつさを超越するならば、もっと確実に健康を回復するであろう。彼らはどんなに長く健康の祝福を楽しんで来たかを、感謝の念をもって覚えるべきであり、もしこの貴い恩恵が再び与えられたならば、創造主に対して新たな義務があることを忘れてはならないのである。10人の癩病人がいやされた時、1人だけがイエスを賛美するために帰って来た。われわれは、神のなさけに心を動かさなかった、思慮のない9人のようにならないようにしよう。(5T・315ページ) 教会への勧告
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