王は国家の高官たちと共に威儀をととのえ、バラムを「バアルのたかきところ」へ案内していき、そこからヘブルの軍勢をながめさせた(同22:41・文語訳)。高い所に立ち、神が選ばれた民の陣営を見おろす預言者をながめてみよう。イスラエル人は、自分たちのすぐ近くで起こっていることを何も知らないでいる。日夜神の守りが自分たちをおおっていることを彼らは少しも知らない。神の民の目のなんと鈍いことであろう。いつの時代でも、彼らは、神の大いなる愛と憐れみを理解するのがなんとおそいことであろう。もし彼らが、彼らのために絶えず働く神の驚くべき力をはっきり知ることができたならば、彼らの心は、神の愛に対する感謝で満たされ、その威厳と力に対する畏敬の念に満たされないであろうか。 人類のあけぼの 欲に目がくらんだバラム
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