2022年11月12日土曜日

その生活のうちに神の力がなかった

 イエスは兄弟たちのようではなかったので、彼らから誤解された。イエスの標準は彼らの標準ではなかった。人を見ているうちに彼らは神から離れてしまい、その生活のうちに神の力がなかった。彼らが守っていた宗教の形式は品性を変えることができなかった。彼らは、「はっか、いのんど、クミンなどの薬味の10分の1を宮に納め」たが、「律法の中でもっと重要な、公平とあわれみと忠実とを見のが」した(マタイ23:23)。イエスの模範はいつも彼らをいらだたせた。イエスが憎まれたものがこの世にただ一つあった。それは罪だった。イエスはまちがった行為を見るとかならず苦痛を感じられ、それをかくすことがおできにならなかった。見せかけの聖潔によって罪への愛着をおおいかくしている形式主義者たちと、神の栄光をあらわそうとする熱意がいつも心の最高位を占めている人物との間にはまちがう余地がないまでにはっきりした相違があった。イエスの生活が悪を責めたので、彼は家の中でも外でも反対された。イエスの無我と誠実な心は嘲笑(ちょうしょう)的に批評された。イエスの寛容と親切とは臆病(おくびょう)呼ばわりされた。各時代の希望 第9章 戦いの日々

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