「エゼキエルはケバル川の岸辺で、「激しい風と大いなる雲が北から来て、その周囲に輝きがあり、たえず火を吹き出していた。その火の中に青銅のように輝くものがあ」るのを見た。数多くの輪が互いに入り組み、4つの生きものによって動かされていた。そうしたもののはるか上方に、「サファイヤのような位の形があった。またその位の形の上に、人の姿のような形があった」。「ケルビムはその翼の下に人の手のような形のものを持っているように見えた」(エゼキエル1:4、26、10:8)。輪は複雑に込み入っていて、いかにも一見混乱しているように思われた。しかしそれらは、完全な調和を保って動いていた。ケルビムの翼の下の手によって支えられ、導かれていた天の存在者がこれらの輪を推進していた。彼らの上のサファイヤの玉座の上には、永遠の神が座しておられた。そしてみ座の周りには、神の憐れみを象徴した虹があった。
入り組んだ輪がケルビムの翼の下の手によって導かれていたように、人間の世界の複雑なでき事も、神の支配のもとにおかれているのである。国々の争闘と騒乱のさ中にあって、ケルビムの上に座しておられる主が、なおもこの世界のでき事を導いておられるのである。
諸国の歴史は、今日われわれに語っている。神はすべての国とすべての人間に、神の大いなる計画の中における場所をお定めになられた。今日、人々もまた国々も、誤られることのない神の手の中にあるおもりによって量られているのである。各々は自分自身の選択によって、各自の運命を決定している。そして神はそのすべてを支配して、みこころを達成しておられるのである。
わたしは有るという偉大な神が、み言葉の中にお与えになった預言は、永遠の過去から永遠の未来に至るまでの諸事件を1つ1つつなぎ合わせて、われわれが今日、時代の推移の中のどこに位するかを告げ、また将来何が起こるかを示しているのである。預言が、起こると予告したことはすべて、現在まで歴史のベージをさかのぼることができるのであるから、これから起こることもすべて、その順序どおりに成就するものと確信してよいのである。」 国と指導者 第43章 目に見えない守護者
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